chatGPT

キーワード選定のプログラムをchatGPTに作ってもらった。

1. 概要

本報告書は、キーワード選定作業の手順と、その半自動化に向けた取り組みについて記述する。従来の手作業によるプロセスの課題を洗い出し、ChatGPTを活用したプログラムによる効率化の実現方法についてまとめた。

2. キーワード選定の手順

従来、以下の手順でキーワード選定作業を行っていた。
  1. メインキーワードの決定
  2. Google Chromeで検索を実施
  3. ライバルチェック
  4. 競争が厳しいと判断した場合はページを閉じる
  5. 関連キーワードをすべて開く
  6. 手順3(ライバルチェック)へ戻る
  7. 競争に勝てるページのキーワードを収集
  8. 検索ヒット件数、検索数などのデータ収集
  9. AllInTitleおよびInTitleのチェック
  10. 上記の手順で生き残ったキーワードを用いて記事を執筆
この作業を手作業で実施していたが、ライバルチェックの精度を高めるためには多くのページを確認する必要があり、効率の悪さが課題となっていた。

3. 課題

  • ライバルチェックの精度を高めるには多くのページを確認する必要がある。
  • ページを手作業でチェックすることで時間がかかる。
  • プログラムを用いてキーワードを抽出することは可能だが、高速化しすぎると検索エンジン側からロボットと認識されるリスクがある。
  • 検索エンジンのUI変更により、プログラムのメンテナンスが必要になることが多い。

4. 自動化の取り組み

4.1 半自動化の導入

この作業のうち、手順7(競争に勝てるページのキーワードを収集)を半自動化 することを目的として、ChatGPTにプログラムを作成させた。

4.1.1 実装した自動化機能

  • Chromeで開かれたタブのタイトルを抽出
  • SHIFT+ALT+S のショートカットキーでアクティブなタブのソースをファイルに出力 SHIFT+ALT+C のショートカットキーでソース出力後、タブを閉じる(ただし、閉じたくない場合もあるためChatGPTと調整)
  • 抽出したソースを解析し、ライバルチェックを自動化(既存のプログラムを活用)
この機能を実現するために、Google Chromeの拡張機能を2本作成 した。

5. AIを活用した開発のメリット

  • 開発の効率化: 以前は数日かかっていた作業が、指示を出すだけで一晩で完成。
  • 学習コストの削減: 途中でやり方を調査する必要がなくなり、作業の中断が減少。
  • カスタマイズ性の向上: ChatGPTとの対話を通じて、柔軟に仕様を変更可能。

6. まとめ

今回の取り組みにより、キーワード選定作業の効率を大幅に向上 させることができた。特に、ライバルチェックの手順を半自動化することで、作業時間の短縮と精度の向上が見込まれる。

今後の課題として、
  • 更なる自動化(完全自動化の検討)
  • 検索エンジン側の対策に引っかからない運用の工夫
  • UI変更への対応を考慮したプログラムの柔軟性向上
などが挙げられる。今後もChatGPTやその他のAI技術を活用しながら、作業効率をさらに高めていく予定である。

関連記事一覧