AIエージェントの作り方|あなたの経験とノウハウを教えて楽する形は○○型
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実は、仕事に本当に役立つのはこの「RAG型」なんです
前回の記事で、AIエージェントには「LLM型」「RAG型」「API型」の3つがあると紹介しました。 今回はその中でも、仕事の効率化に一番向いている「RAG型」について説明します。RAGって何?名前からして難しそう?
RAG = Retrieval-Augmented Generation(検索拡張型生成)といっても、ここでは覚えなくて大丈夫。
ポイントは、「AIが資料を見ながら答えてくれる」しくみだということ。
たとえば、あなたの会社にある:
- マニュアル
- よくある質問(FAQ)
- 業務フローのメモ
- 過去の議事録
どうしてRAG型が必要なの?
世の中にある普通のAI(LLM型)は、 最初に教えられたことしか知りません。つまり──
「あなたの会社のこと」は、何も知らないのです。だからこそ、 あなたの会社の知識(ナレッジ)をAIが使えるようにする必要がある。
それがRAG型のエージェントです。
RAG型のしくみはシンプル
- 会社の資料やマニュアルを、小さく分けて保存しておく
- 質問がきたら、関係ありそうな資料を探す
- 見つけた資料をもとに、AIが答えをつくる
RAG型は、こういうときに使えます
- 社内からのよくある質問にAIが対応(人の代わり)
- お客様からの問い合わせを資料を元に回答(窓口業務)
- 業務マニュアルの検索とナビゲーション
- 社員教育での質問対応(教育係の代役)
- 工場の生産管理や品質管理の手順案内
- 室内温度が一定以上になったら自動で切り替えるなど、状態に応じた判断や制御
- 自動調理、室温管理、照明切替など「知識をもとに動く」システム
- アイスクリーム屋さんの生産数管理
- お弁当屋さんの本日の在庫確認と案内
どの業種・職種でも、ナレッジ(知識や経験)があるなら、 RAG型はそれを活かして「働くAI」を作れます。
技術的な話はこうなっています(ざっくり)
- 資料を小さく分けて管理しやすくする(これを"チャンク化"といいます)
- それをAIが探しやすいように変換しておく(専門的には"数値化"します)
- 質問がきたら、似ている内容の資料を探して
- それをもとにAIが回答を作る
専門用語に聞こえるかもしれませんが、 やっていることは「分けて、探して、使う」だけ。
まとめ:RAG型は、あなたの仕事の“頭脳”になる
AIはすでに「話せるだけの道具」から、「仕事を助けてくれる道具」になっています。その中でもRAG型は、あなたの会社の“知識”を使って答えることができるAIです。
- 資料を登録すればするほど賢くなる
- 人が答える代わりになる
- 繰り返しの対応が減る
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次回予告:RAG型を作るために必要なもの
RAG型のAIを動かすには、会社の知識=データベースが必要です。 つまり、社内のマニュアルや資料をデータベースとして登録できる形に整える必要があるということです。すでにマニュアルがあるなら、それを整理して登録すれば済みます。 でも、マニュアルがないなら「まず作る」ところから始めないといけません。
聞き取りをしながら作るのは手間もかかるし、時間もかかります。 でも、それをしなければ──AIがあろうとなかろうと、次の世代に会社の知識や経験が伝わりません。
つまり、資産が積みあがらない。会社の知恵が引き継がれない。 これはAI以前の問題で、“仕組みを作る”という意味では一番大切なことです。
そしてそのためには、
- 業務分析を行い
- どんな情報をどんな形で登録するかを設計し
- 登録・編集の機能を作る
- 現場のデータを回収して反映する仕組みを用意し
- 最終的にAIとつなぎ、出力先(ユーザーや機器)と連携する
つまりここに、“まだ”システムエンジニアやプログラマが生きていける場所があるのです。
次回は、このRAG型エージェントの「実際の作り方」について、 もう少し具体的に紹介していきます。
「どこから始めればいいのか?」「何を準備すればいいのか?」がわかるようになります。
AIはすでに「話せるだけの道具」から、「仕事を助けてくれる道具」になっています。
その中でもRAG型は、あなたの会社の“知識”を使って答えることができるAIです。
- 資料を登録すればするほど賢くなる
- 人が答える代わりになる
- 繰り返しの対応が減る
次は、このRAG型をどうやって作るか?について紹介していきます。
その時、きっと「これ説明するの面倒だな…」ってなると思います。 そのときこそ、この記事を使ってください。
欲しい時に、手に入れてこそ、その効果を最大限に発揮する。
by ゆずまる
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